睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは寝ている間に繰り返し呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。そのため十分に睡眠が取れず、日中の眠気や集中力の低下、さらには心血管疾患などの合併症のリスクを高めることもあります。
「10秒以上の無呼吸や低呼吸が、1時間あたり5回以上認められる状態」と定義されています。
SASは日本でも非常に多く見られる疾患であり、中等度以上の睡眠時無呼吸を有する人は男性で約20%、女性で約10%程度とされています。肥満との関連が強いのが特徴ですが、
痩せていても顎が小さい、舌が大きい、扁桃肥大などの要因でも発症するため、必ずしも肥満が原因ではないこともあります。何らかの理由で上気道が閉塞または狭窄することで、いびきが発生し、気道が完全に閉塞すると無呼吸が発生します。このようなSASは閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と呼ばれます。それ以外に脳や脊髄、心臓に影響を与える疾患や、呼吸を抑制する薬の影響などによって引き起こされる中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)のほか、両者が組み合わさった混合性睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)


