肥満症治療|東新宿あらい内科クリニック|東新宿駅の内科・脳神経内科・腎臓内科

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肥満症治療

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肥満症治療について

健康診断の結果と採血した血液

2型糖尿病治療薬として使用されているGLP-1受容体作動薬セマグルチドは血糖値を下げるだけでなく食欲を抑制する効果から体重減少に期待されています。GLP1は食事を摂取すると分泌されるホルモンで、すい臓のβ細胞に存在するGLP-1受容体と結合してインスリン分泌を促し、血糖値を下げるように働きかけます。
わが国でも2024年2月に肥満症治療薬「ウゴービ」が発売され保険診療で処方が可能となりました。しかし保険診療で処方できる施設は限られており、教育研究施設である大学病院や総合病院などに限られるため、希望する患者さんがなかなか治療を受けられないこともあるようです。このような状況の中で当院では自由診療として肥満症治療を提供しております。なお、ウゴービの成分は2型糖尿病治療薬の内服薬リベルサス、注射薬オゼンピックの成分と同じです。

ウゴービの効果

治療により食欲を抑制し、エネルギー摂取量を減らすことで体重減少・内臓脂肪減少・腹囲の減少などが期待できます。臨床試験ではウゴービ週1回投与で80%以上の患者さんに5%以上の体重減少効果を認めており、平均13%程度の体重減少効果がありました。
また、ウゴービのようなGLP-1受容体作動薬は、血糖が高くなったときのみ作用するため、単剤で使用する場合には低血糖を起こしにくく、胃の蠕動を抑制して胃内容物の小腸への排泄を遅らせる作用もあるため、食後に血糖が急激に上昇することもおさえられます。

副作用としては下痢・便秘・腹痛などの消化器症状、急性膵炎、胆のう炎等がありますので何か気になる症状がありましたら、すぐにご相談ください。

ウゴービを使用するための条件

当院では単に美容を目的としたウゴービの処方は行っていません。(ウゴービ以外のGLPー1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬等の処方も行っておりません。)
肥満症の治療として行いますので下記の条件等を満たしていることが必要となります。

BMI(body mass index)27 kg/m2以上で2つ以上の肥満に関する健康障害(*)を有する人(*耐糖能異常、脂質異常症、高血圧、痛風、脂肪肝、月経異常、肥満に関連する運動器疾患など)

また、安全に治療効果を得るために診察・血液検査・尿検査・管理栄養士による指導などを行います。初診時に検査・指導料金として別途5,500円(税込み)が必要となります。

ウゴービの使用方法

当院では週1回皮下注射をする1回使いきりの注射を使用しております。
簡単に自己注射が出来るように開発されたペン型の注射器で、食事の時間には関係なく毎週決まった時間に使用します。
ウゴービは0.25mgから2.4mgまで5段階の容量があり4週間間隔で増量を検討していきます。最大投与期間は68週間となります。

注射を忘れた場合の対処としては、次の投与予定日まで2日 (48時間) 以上ある場合は、気づいた時点で、直ちに1回分を投与し、その後はあらかじめ決めた曜日に投与します。
次の投与予定日まで2日 (48時間) 未満の場合は、忘れた分は投与せず、次の予定日に1回分を注射します。

ウゴービ治療にかかる料金

  • 初回受診時  23,100円(税込み)開院記念価格19,800円(税込み)

<内訳>

  • 診察・血液検査・尿検査・食事指導等の検査・指導料 
     5,500円(税込み)
  • ウゴービ(0.25mg)注射料金 
     4週間(4本)で17,600円(税込み)

再診時、ウゴービ増量した場合の料金(2回目以降は注射料金のみ)

  • ウゴービ(0.5mg) 
     4週間(4本)で24,200円(税込み)
  • ウゴービ(1.0mg) 
     4週間(4本)で35,200円(税込み)
  • ウゴービ(1.7mg) 
     4週間(4本)で41,800円(税込み)
  • ウゴービ(2.4mg) 
     4週間(4本)で52,800円(税込み)

適宜、必要時に血液検査、尿検査を別途行う場合があります。

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