2025年7月29日
バランスの良い食事
日常生活で欠かせない「食事」。
人生100年時代と言われる近年。健康志向がより一層高まり、忙しい毎日でも
健康のために食事には気を遣いたい、という方は多いのではないでしょうか?
当コラムでは、管理栄養士による“食”に関する情報も発信してきたいと思います。
今回は、「バランスの良い食事」について。
<食品のグループ分け>
バランスの良い食事と聞いて、まず初めに何を思い浮かべるでしょうか。
食事内容を整える初めの一歩として重要なのが、食品グループを知ること。
- 主食(身体を動かすエネルギー源) 例)ご飯、パン、麺類、芋類、など炭水化物を多く含む食品
- 主菜(身体をつくる材料) 例)肉、魚、卵、大豆製品などたんぱく質を多く含む食品
- 副菜(身体調子を整える働き) 例)野菜、きのこ、海藻類、果物類などビタミン、ミネラル類を多く含む食品
これら3つが揃うと、比較的バランスの取れた食事内容となります。
いわゆる、定食型の食事です。
これを機に、ぜひ一度ご自身の食事内容を振り返ってみてください。
食品のグループ分けについては、日々の食事内容を整える上での基盤となる大事な内容
であるため、病気の有無に関わらず皆様に共通して知っておいていただきたいです。
「自分にあった食事量」「適正体重」「外食でも実践できる食事療法」など、
より現代社会に適応した”食”に関する内容を、次回以降お届けしていきます。
当クリニックでは、管理栄養士による栄養指導も行っています。
個人の生活リズムに寄り添った、実践しやすい食事療法をご提案いたします。
普段の食生活等、食事に関して何か少しでも気になることがありましたら、
お気軽にご相談ください。
文責 東新宿あらい内科クリニック 山川珠未(管理栄養士) 新井繁幸(院長)