リーキーガット症候群とは?|東新宿あらい内科クリニック|東新宿駅の内科・脳神経内科・腎臓内科

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リーキーガット症候群とは?

リーキーガット症候群とは?|東新宿あらい内科クリニック|東新宿駅の内科・脳神経内科・腎臓内科

2026年3月03日

最近、リーキーガット症候群、腸管漏出症候群、腸漏れといった言葉を聞いたり見たりした人もいるのではないでしょうか?リーキーガットとは、腸の透過性が必要以上に高い状態のことです。腸管バリアが弱まり通常通過しない物質の移動が生じている状態で、これにより、毒素や細菌が血流に漏出し、炎症やその他のさまざまな健康上の問題を引き起こしてしまう状態のことを言います。
またリーキーガット症候群は、セリアック病、クローン病、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患と関連があるとする報告もあり、リーキーガットを発症する主な原因には、慢性炎症、HIV感染症、化学療法や放射線療法、鎮痛薬やアルコールの慢性的な使用などが考えられていますが様々な要因が複雑に絡まり合っています。
例えば日常のストレス、アルコールの過剰摂取や高脂肪食や加工食品の摂取、食物繊維の不足、過食などの消化不良により、腸内毒素によって腸壁の粘膜がダメージを受け、漏れやすい腸(リーキーガット)になりやすくなるとも言われています。また痛み止めや抗生物質、ステロイド剤やピルのような医薬品も一因となることがあります。

リーキーガット症候群の症状

慢性的な倦怠感(なんとなく怠い)、腹部膨満感(おなかが張る)、下痢・便秘、過敏性腸症候群、食欲低下、肌荒れ、アトピー性皮膚炎、ニキビ、慢性蕁麻疹、頭痛、集中力の低下、不眠症など多彩な症状や疾患があげられます。

リーキーガット症候群の検査

腸管上皮に存在するタイトジャンクションの状態を確認するための検査です。
リーキーガット(Leaky Gut 漏れる腸)は、腸管上皮に炎症が生じてタイトジャンクションが開き、通常は通せない未消化の食物分子やカンジダなどが通過できる状態を指します。
(保険適用外の検査です)


検査項目
カンジダ:真菌の一種でリーキーガットの予兆となるマーカーです。健康な人の腸内にも存在しますが、抗生剤の使用等により善玉菌が大量に減少した時に異常増殖することがあります。
ゾヌリン:タイトジャンクションを開かせるタンパク質でリーキーガットの重要なマーカー。この値が高い場合、タイトジャンクションの機能に問題が生じている可能性があります。
オクルディン:タイトジャンクションを構成する重要なタンパク質のひとつ。この値が高い場合、タイトジャンクションの構造自体に問題が生じている可能性があります。
LPS:グラム陰性菌の外膜の主要構造成分です。LPSに対する抗体レベルの上昇は、リーキーガット症候群やその他の消化器炎症性疾患を示唆する可能性があります。

リーキーガット症候群の原因・治療

食事ではグルテン(小麦)、カゼイン(乳製品)、白砂糖、化学調味料、アルコール、カフェインの過剰摂取などに関連があると言われています。また、慢性的なストレス、睡眠不足などの生活習慣と抗生物質、痛み止め、ステロイド剤の長期使用などの薬も一因と考えられています。そのため治療としては食生活の改善、ストレスケアが重要となります。

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